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寒中見舞いという言葉を聞いた事がありますか?

寒中見舞いのおハガキが届いた事がありますか?

なんだか、挨拶状だけど、本当の意味を知り、

寒中見舞いを頂いたら、どう対処したら、良いのか

考えましょう。

 

寒中見舞いとは

もともとの本来の意味は

日本の慣習の一つで、本来は寒さが厳しい時期のお見舞い状

暑中見舞いは、よく耳にしますが、暑中見舞いと同じで、気候が厳しい時期に

お相手を気遣うためのあいさつ状です。

1989年には昭和天皇の病状悪化した事で年賀状の自粛ムードが高まり、

年賀状の差し出しが控えられたため、官製の寒中見舞い葉書が発売されました。

 

寒中見舞いを出す例

本来の意味は上記のようですが、寒中見舞いを出したり、貰ったり

する場合、最近では、喪中ハガキを出せなかった時や

喪中に年賀ハガキを貰った場合に出す物と勘違いしている方が

多いようです。

 

(1) 寒さが厳しい時期に出すお見舞い、あいさつ状

(2) 喪中の方に、年賀状代わりに出すあいさつ状

(3) 喪中と知らずに年賀状を出してしまった相手へのお詫び状

(4) 喪中と知らずに年賀状を下さった相手に、年賀状を出せなかった理由

を知らせるお詫び、あいさつ状

(5) 年賀状を出すのが遅くなってしまい、1月7日を過ぎてしまった時の

年賀状がわり

(6) 年賀状を頂いた相手への返事が遅くなってしまい、

1月7日を過ぎてしまった時の年賀状がわり

(7) 年末ギリギリにお歳暮を頂いた時のお礼状として

(8) 12月に家族が亡くなり、喪中はがきが間に合わなかった場合の

お詫び状

(10) 寒中見舞いをいただいた場合の返信として

 

寒中見舞いを出す時期、出してはいけない時期

寒中見舞いなので、暦の上で一年のうち最も寒さが厳しいとされる

1月から2月初旬に出すのがマナーとされていますから、

実際は寒さが厳しくても、12月に寒中見舞いを出したりするのは、マナー違反になります。

二十四節気の小寒(1月5日頃)から立春(2月4日頃)までに出すのが、

正しい時期になります。

そして、季節的には、その後も寒い時期ですので、

2月4日以降に出す挨拶状、お見舞い状は 余寒見舞い として出します。

 

寒中見舞いを書く時のマナー

1.寒中見舞いには「拝啓」「敬具」などの頭語・結語は付けません。

2.印刷したハガキを送る場合は、手書きでひと言添えた方が良いでしょう。

3.寒中見舞いに年賀ハガキを使うのはマナー違反です。

 

暑中見舞いのように、寒中見舞い専用はがきは、郵便局でも

販売されていませんので、

官製はがきか、私製はがき(切手を貼るハガキ)を購入しますが、

寒中見舞いの文面を印刷するサービスがありますので、

はがきと印刷サービス込みで購入する事が出来ます。

郵便局だけでなく、私製年賀状などが、売られているお店でも

取扱いがありますし、ネットなどでも購入できます。

 

私製はがきに切手を貼る場合は、どの例で出す場合でも通常の切手で大丈夫です。

弔事用の切手なども売っていますが、

喪中ハガキではないので、弔事用の切手は貼りません。

 

まとめ

近年、ハガキを出すという風習も年々、減ってきていますが、

日本人の良い慣習は引き継いていきたいですね。

 

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