恵方巻きとは
江戸時代の終わりごろに大阪商人たちの間で流行ったと
いわれており、商売繁盛と厄除けを兼ねて
その年の恵方に、海苔巻を鬼のこん棒に見立て
食べたのが始まりとされています。
恵方巻を流行らせたのは
恵方巻を全国的な風物詩としたのはコンビニが最初で、
これまでの冬の時期に行われていた恵方巻きを
最近では、さらにコンビニ各社によって
夏の恵方巻きなるものも登場しています。
夏の恵方巻
もともとは節分に食べていた恵方巻きですが、
節分というのは「四季の始まりである節入りの前日」を
さしていますので、
立春 立夏 立秋 立冬
すべてに当てはなりますので
夏の節分というのもありえるというところから、
春夏秋冬で恵方巻きを販売している
コンビニもあるようです。
恵方巻の2019年の方角
2019年の恵方は「東北東」で、
これは一年を通じて同じですので
夏の恵方巻きでも同じ方角になります。
恵方とはその年の歳徳神様がいらっしゃる方角で
吉方位となります。
この歳徳神様というのは
毎年別の方角におられますが、
これは実は4つの方角しかありませんので
5年ごとに同じ方角になります。
恵方巻の具材の所以
恵方巻きは基本的には節分に食べると縁起がよいとされますが、
この恵方巻きの中身の数も具材は7種類と決まっています。
内容に関しては特に決まりはありませんが、
この7種類というのは七福神に由来していると
いわれているようです。
恵方巻きの正しい食べ方
神様がいらっしゃる方向を向いて、黙って食べるのがよい
とされているのは
神様の方をきちんと向いてよそ見も無駄口もせず
食べることが大切だからです。
最後まで話をせずに食べなければご利益がないといわれていますし、
丸ごと一本を食べきることが大切ですので、
子どもやお年寄りの方で食べられそうにない時には切ったりせず、
細い恵方巻きを用意するなど、
途中で休むことなく一気に食べることが重要です。
恵方巻き まとめ
最近では節分には豆まきをせず恵方巻きだけを食べて済ませる人が
増えているほど広まりをみせていますので、
夏の恵方巻きも流行るようになるかもしれません。